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陸軍登戸研究所のこと

2013 06 16
土曜日。ずっと涼しかった天気がいきなり暑くなった。
蒸し蒸しと湿度が急上昇するなか、神奈川県川崎市にある戦争史跡を訪ねた。
日本児童文学者協会の平和の委員会主催のツアーの日。
委員の一人だから、朝早く家を出て9時半には現地に到着。
20数人が駅に集合して明治大学生田キャンパスに向かった。
自然豊かな多摩丘陵にある大学は、かつて日本陸軍の秘密研究所があったところ。
なぜ秘密かというと、この研究所で細菌兵器の開発、大がかりな偽札造り、風船爆弾の作成
などをしていたからだ。
敗戦の日1945年8月15日早朝には、証拠隠滅命令が発せられたという。
戦後もこの研究所がやったことは、朝鮮戦争やベトナム戦争に暗い影を落としている。
その後、明治大学が買い取りキャンパスになったが、校内には弾薬庫、実験に使われた動物
の慰霊碑、陸軍のマークがついた消火栓などが残されている。
2010年には「明治大学平和教育登戸研究所資料館」も開設した。
のどかな校内にある歴史の闇の存在を、参加者の殆どが初めて知った。もちろん私もそうだ。
参加者のなかには、女学生のときに風船爆弾を作った人もいた。

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