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書きつづけている人たち

2012 11 18
このところ、猛烈に慌ただしい日がつづいていた。
一昨日は県庁まで出かけて県側と話し合いをもった。この日のことはあとで書こうと
思う。
どしゃぶりの雨になった土曜日は、久しぶりに、ある同人誌の勉強会に呼ばれて出かけてい
った。
女性だけ10人のサークルで、同人誌は18号発行している。
みなさんと再会したのは何年ぶりだったろうか。地道にこつこつと作品を書きつづける姿勢
に、同じ書き手として尊敬の念がわいてくる。
200ページを超える作品集を何度か読み直して、一作ずつ批評をさせてもらった。
それぞれの作者が抱えているテーマは多様で、その作品にあった話をしなければならないから、
作品を通して批評する側の力量が試されることにもなる。
かつては、同人誌から作家が育つことが多かった。でもこの頃の若い人たちは個人的な創作に
なり同人誌などには入らないという。
この同人誌は、仲間が最初の読者だから言われることには耳を傾けよう。何度も何度も合評し
あって完成させよう。
そんな雰囲気を大切にしているから長続きしているのかもしれない。
楽しい時間だった。

言葉の表現者としての自覚

2012 05 29
今日は、編集者と会った。
おしゃべりをしながら食事をして、作品を2編読んでもらって、創作メモもみてもらった。
ずっと放射能を書きたいと試行錯誤しているが、納得いくまでにはいかない。読んでもら
ったらなにかヒントがあるかも。そんな迷いをぶつけながらだったが、子どもがわかるの
だろうかといわれてしまった。そういわれてみて、子どもに向けて書いていないことを再認
識。「放射能」と書かないで、普遍性を伝えることは難しい。それにはもっと時間が経たな
いと駄目なのかもしれない。あとの2編は脈がありそうだ。
ここ一年、出版にこぎつける作品はできなかった。細切れの時間に追われていて、創作する
意欲も途切れてしまっていた。
生き方が曲がってしまったのだから、それでもいいと考えたりするが、やはり自分は書き手
なのだ。なんとかなりそうな作品を仕上げようと決めた。

子どもたちに原発ゼロの未来を

2012 05 26
昨日から2日間、日本児童文学者協会の定時総会があった。
昨日は学習交流会に文学賞贈呈式、そして今日が定時総会だった。
一年に一度、全国から集まる会員の発言の場であるが、なによりも久しぶりにたくさんの
人たちとの再会が嬉しい。
総会では議長を務めてさすがに疲れたが、総会声明「子どもたちに原発ゼロの未来を」が
決議できたことで、会の存在意義をあらためて重く受け止められた。

わたしたち日本児童文学者協会は、終戦の翌年1946年に結成されました。戦時下において、子どもたちを戦場に送り込むためのプロパガンダに手を染めたことへの痛烈な反省が、その結成のモチーフとなりました。原発事故の責任は、いうまでもなく原発を推進してきた歴代政府や電力会社にありますが、それを見過ごしてきたわたしたちにも、その責任の一端があるといわなければなりません。だからこそ、わたしたちはここで「原発NO」の声をあげることが求められているのではないでしょうか。再び過ちを繰り返すことは許されません。


声明文の一部を引用させていただく。

自分を振り返った日

2011 12 01
午前中の2時間、地元タウン誌の取材を受けていた。
自分が住むエリアでは太極拳しかしていない。私の仕事は北海道やら沖縄、九州と各地
に散らばっていた。放射能NO!ネットワーク取手の代表を受けたのは、つい最近のこ
と。
地元が取材に来るのは珍しいことだった。
話は、そもそもどうして児童文学なのかを振り返ることから…。
もう40年近くこの世界に身を置いているが、改めて振り返ることはなく、取材を受ける
ときくらいなものだ。
どうして作家に? どうして自然が大切だと感じる? どうして環境問題に? 沖縄には
どうして行くの? どうしてNGO活動を? 大震災を体験してなにが変わった? いま
思うことは?
などなど、聞かれるままに、心をさらけだしながら、よくしゃべった。
人に話すことでわかってくることがある。
迷いの原因をみつけられたりする。
何を求め、なにを探しているかが、おぼろげにみえてきたりする。
今年もあと30日で終わる。
年賀状に書く言葉を考えなくては。

ブックトーク「私の一冊」

2011 10 15
今日は、私が所属している日本児童文学者協会の一部門である、子どもと平和の委員会
が主催してブックトークをした。
一人10分で「原発・放射能・エネルギー 私の一冊」を紹介するものだ。
10分という制限された中での報告は厳しいものがあったが、読みたくなる本がいくつか
あった。
『ゴジラ」とわが映画人生』本多猪四郎―実業之日本社
『見えない雲』グードルン・パウゼヴァング―小学館
『最後の子どもたち』  〃
原発や放射能に関する本のほうが多かったのは、これまで児童文学作品で、このテーマは
殆どといっていいくらい書かれてこなかったということだ。私は、作者の話題性を取り上
げて『私が愛した東京電力』を選んだ。
『マリー・キュリーが考えたこと』―高木仁三郎―岩波ジュニア新書
は、放射能の研究でノーベル物理学賞をとったキュリー夫人を、高木仁三郎が書いたも
の。これは面白そうだ。キュリー夫人ではなくマリー・キュリーと呼んだことに意味が
あり、高木仁三郎が書いたことに意味がある。

火曜日までブログはお休みします。

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