fc2ブログ

くうま6歳

2023 04 22

3月28日生まれのくうまは6歳。
大きな病気にもかからず、甘えん坊ぶりを発揮して気ままに暮らしている。
犬は人間の5歳くらいの言語を理解できると言われているが、一日中付き
合っていると、その通りだと感じる。
私の言葉をどう受け止めているか、顔、特に目を見れば伝わってくる。
これまでにこっ酷く怒ったことはない。ただ一度だけ、感情的な物言いをし
たことがあって、そのときくうまは私をみて、丸い目をさらに丸く見開いて、
びっくりした表情をした。
「信じられない! なんで!」そんなふうに見えた。
くうまは清潔好きでトイレは粗相しない。ただおしっこをしたシートをそのま
まにしておくと、ウンチを外にしてしまう。逆も同じだ。
自分ではシートを取り替えられないから、それは人間の仕事。私がやらな
ければいけない。
トイレは二箇所あるが、お気に入りは廊下の隅でちょっと遠い。
おしっこをしたいとなると、トットットッと早足でまるで子供がするように小走り
で行くから、つい笑いかけてしまう。
くうまがなにをしても、私の気持ちは癒される。
スポンサーサイト



女化に春到来!

2023 03 02
弥生3月ー
新年を迎えた時にはコロナに感染していたから、1月は後遺症に苦しみ、
回復した2月は気がつけば終わってしまった。
暖かい日が続いて、サンシュユの蕾は膨らみ、梅の花も咲いている。
これら庭の木も「気がつけば」で、春がきていた。

昨日は女化神社の初午祭。
市には群馬県安中から来ている金物屋さんから、包丁を買った。
農機具などもあって、かなりの人だかり。
今の場所に住むようになって10年を迎える。そばには由緒のある
神社があるから、ここに来て「土地神」の存在を信じるようになった。
稲荷社だからお狐さまを祀っている。
昔は女化が原と呼ばれていて、今もその名残の古木が家の周りで
存在感を放っている。歳を経た樫や椎は樹霊が宿っているようで、む
やみに切り倒せない。
鬱蒼と茂る木々に囲まれていた神社がある女化が原の風景を想像し
てみる。2度と取り戻せない風景だが、土地神さまは、ひょっとしたら我
が家の古木に隠れているかもしれない。


ティキ・タカ

2023 02 16
新しい言葉を覚えた。
スペイン語の「ティキ・タカ」。
サッカーの戦術の一つで、ショートパスを細かく繋いでいく。このことで相
手にボールを渡さずポゼッションを高めてゴールに迫る。
ラ・リーガ(スペイン)のバルセロナが得意とするものだが、ボールコントロ
ールのテクニックや高い精度のパスが必要で、どのチームでも使いこなせ
るわけではないという。
今週、レアル・ソシエダとエスパニョーラの試合があり、久保建英が大活躍
をした。
子どもの頃にバルセロナに所属していたこともあって、久保のスペイン語は
ネイティブ以上に流暢でコミニュケーションも抜群。そんな久保を10歳のとき
から応援し、見守り続けている。
「天才」「日本の至宝」など賛辞の言葉で言われ、調子が悪いと「守備が」「フ
ィニッシュの精度が」ゴールが」と貶されて…。童顔で小柄だから、21歳なの
に少年のようにも見える。
そんな久保が、チームの主力として躍動し「破壊者」「地球上で最も幸せな男」
などとスペインメディアから称賛をあびている。
褒め称える言葉の一つが「ティキ・タカ」ならぬ「ティキ・タケ」
ソシエダが勝って久保が活躍したニュースを見ると、しばらくは幸せな気持ち
になれる。身内でもないし、知り合いでもないが、まるで孫を愛しむように…。


血の繋がり

2023 01 27
自分のまわりから血縁者が減っていく。
親兄弟はとっくにいなくなり、従兄弟たちもほとんどがこの世を去り、3人の
甥と姪が1人だけ。
その甥や姪にも滅多に会わない。
従兄弟たちには子供がいるが、付き合いがないから道ですれ違ってもわか
らないだろう。
数少ない従兄弟のなかで、2歳年下の従兄弟とはずっと付き合っている。
お互いの親や子どもの頃の思い出は共有しているから、話していて楽しい。
「血の繋がり」が生きていく上でどんな意味を持つのか、そんなことを思うの
は、たまに会っておしゃべりをする時間だけかもしれない。
正月早々に、甥のひとりからLINE電話がかかってきた。
遠く離れて暮らしているせいもあって、会ったのは数回くらいだが、偶然に
LINE友に登録されていたから。
仕事帰りだと言いながら、「寂しくなって叔母さんの声が聞きたくなった」と。
そんな気持ちを訴えられるのは、私が父親の妹だから、血の繋がりがある
からなのだろう。
今年はそんな彼と会っておしゃべりをしたいと思っている。

かなり本気に太極拳

2023 01 13
3ヶ月前から週一で太極拳を教えている。
太極拳に出会ったのは33年前。それ以来だから、随分と長く続けている。
某市の福祉センターからの依頼で始めたのだが、受講生はおよそ30人で、
とても熱心に通ってくる。
全くの初心者がほとんどで、この人数にどう教えるか悩みどころ満載。
コロナが猛威をふるい出したのが、ちょうど3年前。
その間にはっきりいって体力は衰え、このままいったら相当ヤバイことにな
ると危機感を持ち始めた矢先のことだった。
他人に教えるということには責任が伴ってくる。
自分は作家だから言葉で教えるのには、慣れているし自信もあるが…。
技を教えるには、自分の技をさらに高めなければならないし。その技を説明
する言葉も伴わなければならず、そのための勉強も必要になる。
コロナにかまけてだらだら過ごしていた時間を悔やむ、年の初めになった。
 | ホーム | Next »